J-Eurus News Letter(2009年)
金融危機で株主が果たすべき役割(ICGN Mid-year Meetingより)
本号は、2008年12月に開催されたICGN(国際コーポレートガバナンスネットワーク)の会議の模様を、当会議に出席した宮地真紀子から報告いたします。この会議には、世界の主要な機関投資家が参加し、活発な議論がなされました。金融危機の中で株主が果たすべき役割について、反省と見直しの動きもありました。ただし、これは、株主の権利を制御するということではなく、むしろ株主権を強化することで、より効果的にガバナンスを働かせることを目指すというものです。このような、金融危機を経た海外投資家の動きや、2009年の株主総会における海外株主の動向を予測するためのポイントについて、ここでご説明いたします。
以上
(2009年1月31日)